日本細胞診断学推進協会細胞検査士会役員会議議事録

 

48回日本臨床細胞学会総会(春期大会)

日時:平成196月7日(木)16:00~17:40

場所:幕張メッセ  国際会議場3F  301会議室

 

出席者:52名(以下敬称略、順不同)

小林忠男、畠山重春、伊藤  仁、青木  潤、都竹正文、西  国広、上野喜三郎、及川洋恵、鷲谷清忠、加藤  拓、布引  治、小松京子、小川勝成、横山俊朗、小林克己、照井仁美、尾関孝二、南雲サチ子、清水恵子、松原美幸、夏目園子、赤松  節、片岡秀夫、田上  稔、金子千之、平田哲士、小川隆文、堀内文男、田所  猛、杉島節夫、石井保吉、阿倉  薫、畠    榮、古田則行、藤田  勝、中島弘一、是松元子、三宅康之、國實久秋、竹中明美、大田喜孝、吉田志緒子、則松良明、弓納持  勉、矢羽田一信、片山博徳、山岸紀美江、服部  学、石山功二、小山芳徳、長谷川彰治、蒲  貞行

 

挨拶

  前会長:都竹正文

 小林会長のもと今回の役員には、細胞検査士会の活動に協力をいただき、細胞検査士会が、ますます発展してゆくようにお願いしたい.

  前副会長:西  国広

 昭和63年より池田・武智元会長・都竹前会長のもと通算19年間、皆様のお陰で大過なく副会長を務めさせていただき、感謝申し上げます。65歳の役員定年まで残り2年間を総務委員としてもうしばらく会運営のお手伝いさせていただく所存ですので何卒宜しくお願い申し上げます。

小林新会長報告

日本細胞診断学推進協会理事会において平田守男氏・武智昭和氏が名誉会員として推薦され了承されたので、代表して平田氏にご挨拶を頂きます.(小林新会長報告)

日本細胞診断学推進協会名誉会員:平田守男

細胞検査士会役員会への出席は12、3年ぶりではあるが、この間細胞検査士として細胞診断学推進協会の職務を遂行していた.日本細胞診断学推進協会の名誉会員に推挙され光栄に思う.時代は流れ、世代が変わる、今年からの新生細胞検査士会に期待する.

新会長:小林忠男

ホームページ(以下HP)上に掲載しているが、

・細胞検査士の社会的アピールを通じて癌検診受診率の向上を図る.

・当規約の改廃や他の規約(臨床細胞学会など)との整合性の検討をする.

・細胞診精度保証:質の向上を常に研鑽できる環境を構築する.

・「細胞検査士人材バンク」の構築をする.

・高校生などに対して細胞検査士を目指す大学(専修学校)への入学勧誘を行う.

HPを更なる活動媒体として活用し拡大させる.

・国際化の推進:人的活用などの融通性を充実させる.

    などのテーマに取り組んでいく.

  新副会長:畠山重春

 副会長として小林会長の補佐をし、細胞検査士会をもっと身近な存在にするようアピールしてゆきたい.

  新副会長:伊藤 

 小林会長のビジョンである対外的アピール、それに伴い我々の精度の向上、また、組織の強化は重要な事柄であり、強い組織作りを目指したい.

議題

1.新各種委員長挨拶および方向性について

総務委員会:青木    委員長

1)以前作成されている事業マニュアル、組織運営図に記載されている各委員会の業務項目の見直しをする.

2)各委員会の取り組んでいる業務の把握と、各委員会間の情報伝達をHP小委員会の協力を得てスムーズに行えるように手段を構築する.

3)会報・HPの会員向け広報内容の整理をする.

・現在、会報とHPがそれぞれ別に企画運営されているが、独自性を生かしながら合同で行うべき広報内容は協力して企画するように調節する.また、各地で企画されている研修会で全国から参加者の募集をするものに関してはHPに解りやすく掲載する.

・編集委員会、HP小委員会と協議して過去の会報のPDF化を進める.

4)一般(特に高校生)を対象とし「がん検査の専門職」として位置づけられた細胞検査士という職種の広報をしていく.

5HPを介しての、会員、一般の方からの質問に対する回答および回答適任者への振り分けを行う.

小林会長:将来、自然科学系へ進みたい高校生を対象とした無料の広報誌があり、細胞検査士の仕事や内容、学校の紹介などを掲載する案を検討中である.

あり方委員会:加藤    委員長

1)各施設のアンケート結果について9月の細胞検査士セミナーで報告予定である.細胞診のコンサルティーションのシステムについて、子宮がん検診の隔年実施における2重検鏡の件について、細胞学会施設認定制度の10%以上ダブルチェックについてどのように行われているかある程度分かってきたので、セミナー終了後意見を頂き、検討していきたい.

2)専門医との関係、サインの関係については専門医との合同会議でつめる予定である.

HP小委員会:鷲谷清忠  委員長

1HPの内容が多岐にわたり増えているので、一度整理してまとめたい.

2)各役員、会員からの意見を取り入れ、学術面の充実を図る.

3)会報のPDF化をして会員だけが見られる形にする.

4)各委員会コーナーを作成予定である.その際にワードなどで文章を打ち込むだけで(HPの知識がなくても)掲載できるようにする.

  小林会長:HPについては、学会誌のPDF化、各支部・連合会の情報の共有化の機会を作る、使い易さなど進めて頂く.

経理委員会:南雲サチ子  委員長

  会費の運営と管理を担当.年間約600万円程度の運営費があるが、現在、6188名が更新しなければこの額にならないことを認識して頂きたい.各種新委員長には、19年度については前年度と同様の予算立てをしていただいた.また、領収書が必要なこともお願いする.

渉外委員会:夏目園子  委員長 */