細胞検査士会ホームページへようこそ
皆さん、日本細胞診断学推進協会細胞検査士会(細胞検査士会)のホームページへようこそ。
細胞検査士会は「がん診断の担い手」として、細胞検査士を仕事とする人、教える人、研究する人たちの集まりです<pdf.1.>。
現在、全国で7,000名余の会員がおり、日夜研鑽に励んでいます。当会は1968年に第9回日本臨床細胞学会総会における第1回サイトスクリーナー研究部会として178名の参加で産声を上げました。
翌年1969年には第1回・第2回細胞検査士認定試験が実施され1978年に細胞検査士会と改称されました。なお、本年(2007年)は創立40周年にあたり記念式典・市民公開フォーラムを千葉市にて開催いたしました<pdf.2.>。これを機に、細胞検査の精度向上や各施設における検査内容の公共性を目的とした、精度保証の確立に引き続き取り組んでいきたいと思います。
わが国ほど細胞検査士が国内的<http://www.jscc.or.jp/>にも国際的に活躍している国は他になく、その評価はオリジナルな国際論文や国際賞の受賞(IAC Award)からみても際立っています<http://www.cytology-iac.org/>。これからは世界レベル、国内レベルや地域をはじめとした医療機関と密接な連携を図りながら、国民の皆様から信頼される職能集団へと発展していきたいと考えています。
ところで、多くの皆さんは細胞診(細胞診断学)という分野には、馴染みがないかもしれません。 しかし、細胞診は内視鏡検査などで得られた生検の病理診断ほど認知さられていませんが、子宮頚部や喀痰の細胞を観察して、幅広く実施されているスクリーニングに適した検査方法といえます。ちなみに、アメリカで細胞診(PAP TEST)といえば子宮がんの検査であることをjunior high-schooler(中学生)の間でも知られているし、アメリカの子宮がん検診の受診率は80%と高く(ちなみに、日本の受診率はアメリカの1/4にも達していません)意識の高さがその背景にあります。
いずれにしても、細胞診はがんの検出にはその効果が大きく発揮されています。日本においては「成人病」とりわけ、がんの地域や職場での二次予防として早期発見・早期治療に効果的であるという考えが一般化し、広く検診が行われてきました。残念ながら、ここにきて受診率などの伸びに陰りがみえてきているといわれています。それには国民の目が一次予防すなわち、「病気にかからないようにするにはどうすればいいのか」にその関心が向かっていることが原因かも知れません。われわれは、細胞診が患者さんへ苦痛を与えず、有用な診断情報が得られる検査法であることなど、引き続き訴えていきたいと思います。
ご承知のように、わが国は財政難を理由に、医療改革の名のもと様々な医療費抑制策が強く推進されています。今後、医療環境が整備されたならば、低い費用で高い診断効果が得られる細胞診の重要性は増し、細胞検査士が必要とされる場はさらに広がっていくものと期待しています。
当会はこのような社会的要請に応えられるよう、量的拡充とスキルアップ(質の向上)に向けてさらに研鑽・努力してまいります。このホームページを通じて「医療の裏方」細胞検査士の仕事や当会の活動について理解を深めていただければ幸いと思います。
皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。
日本細胞診断学推進協会細胞検査士会 会長 小林 忠男解説:←クリックしてください。 質問:staff@ctjsc.com1. 「がんと癌」の名前の由来および用語の説明
2. 「がん」についての説明
3. 「細胞検査士とは」という職業についての説明
4. 「細胞検査士への道」として、細胞検査士になるための案内
5. 「国際細胞検査士とは」という職業についての説明